2019.09.18無意識を味方につける眠り方“スピリチュアルヘルス”への道<前編>

無意識を味方につける眠り方“スピリチュアルヘルス”への道 <前編>

こんにちは。

今日は、“マス・メディアには載らない本当の情報”を発信されている『ザ・フナイ』に掲載していただいた、「睡眠と夢」「意識と無意識」「エンジェルナイト」についてまとめた、私の記事を紹介したいと思います。

 

睡眠に関する記事はこれまでもアップしてきましたが、今回紹介する記事は、それらを含め、人生を左右する「無意識」の話題を追加して、より一層踏み込んだ内容になっています。

 

人が健康で幸せを感じながら、楽しく有意義に生きるためのコツに人一倍関心の高い私ですが、48年間生きてきた今、その一番の鍵は「無意識」と自我意識との関わりにあると思っています。

そんな「無意識」を味方につける知恵として、この記事のような考えが少しでも理解されるようになればと思い、こちらのブログでも紹介したいと思います。

 

かなり長いので、前編・後編の2回に分けで紹介しますね。

 

ぜひ最後までお付き合いください。

 

 

早速どうぞ♪

 

 

honmonotankyusya

 

 

本物の探求者

この特集では、故・舩井幸雄が生前伝えていた、すばらしい未来づくりの決め手である〝本物〟を、毎月探究していきます。世の中に埋もれた〝本物〟の技術や商品を拡めることで、明るい未来創造のきっかけを担います。

 

 

 

睡眠の次元上昇で、人生が輝く!
無意識を味方につける眠り方“スピリチュアルヘルス”への道

 

株式会社カムナ・プランニング 
代表取締役 青木 敬司

大学卒業後、高精度アルミ素材のメーカーにて製品の品質向上、品質保証体制の構築を行い成果を上げる。その後、株式会社トータルヘルスデザインに入社。新規事業の企画・運営、未来型商材の開拓・プロデュースを行い数多くのヒット商品を生む。専務取締役、代表取締役社長、取締役会長を経て独立し、株式会社カムナ・プランニングを設立。新時代を拓く感性と能力を持つスペシャリストと連携し、幅広い分野にて価値創造を行っている。

 

 

 

睡眠は無駄なもの?

 「睡眠」という無意識とのアクセス。私は人生でいくつかのプロセスを経て、そこに関心を持つに至りました。

 まず、幼少のころからとても胃腸が弱く、乗り物酔いもひどかった私は、小学校のころから学校生活を純粋に楽しむことができませんでした。これらを克服するために、できることはなんでもやりましたが、症状は解消せず、楽しいはずの外出も乗り物がセットになると、もう不安しかありません。どうすればこの状態から解放されるのか、人並みに楽しく安心して過ごしたい、その欲求が、人一倍強い子どもでした。

 そんな私に、二つの印象的な出来事が起こりました。

 東京・巣鴨にある「とげぬき地蔵」。そこで販売している「お御影」という地蔵様が書かれた紙きれを飲み込むと、奇跡が起きるという言い伝えがあるのですが、この紙を飲むことで、私の腹痛がなぜか改善しました。また、市販の酔い止め薬を買いに行ったとき、薬局の店員さんが「いい飲み方がある」と、ただ飲むタイミングを教えてくれただけなのですが、その通りにしてから車酔いが起きなくなった。この二つの体験です。

 いずれも特別な効能はありません。結局のところ、これらは私の意識におまじないをかけてくれたのです。

 この体験が私の心にスイッチを入れ、目に見えない「意識」の作用に、強い関心を持つようになりました。そしてこれがその後の人生に、大きな影響を与えることになったのです。

 中学では、心のあり方にフォーカスして、歴史上の人物の名言等からその精神を学び、社会に出てからは、〝気〟への興味から、合気道や療法なども勉強しました。その過程で、人の本質や健康、幸せについても追究するようになります。

 そのような生活が呼び寄せたのか、まさにそのテーマを扱う企業に就職することになり、これらについて本格的に学ぶ人生が始まりました。

 仕事を通して、数多くの健康法やサプリメントに出合っては、それらの魅力のとりこになり、常に最先端の情報を追いかけました。あらゆるジャンルに関心を向け、良いと思えることは何でも首を突っ込み、文字通り寝食を忘れて仕事に没頭し、世の中のほとんどの健康法をおおむね網羅したのではないかと思います。

 しかし、今となっては恥ずかしい限りなのですが、当時の私はそこまでしていながら、今回のテーマである〝睡眠〟という誰もが与えられている素晴らしい時間を「無駄なもの」だと考えていたのです。どうすれば睡眠時間を減らせるか、できるなら寝ずに過ごしたい、なぜこんな無駄なことをしなければならないのか、とまで思っていました。

 その後、あるきっかけで仕事の第一線を退いた際に、一人の知人が「睡眠の大切さ」を教えてくれました。それはまさに盲点で、無視することのできない、根源的なテーマだと直感しました。これまで無駄だと考えていた睡眠。そこに大変な可能性が隠れていることに気がついたのです。

 

 

たかが睡眠、されど睡眠。      
この深奥なる世界

 私がそうであったように、睡眠に対する認識は、全体としてまだまだ遅れているのが現実です。その理由は、睡眠というものの研究の難しさにあるようです。寝ている時間のすべてを調査するには、膨大な時間と労力がかかり、その分、研究費も必要になります。しかしかかる費用の割に、調査結果と経済効果が結びつきにくいので、研究費が割り当てられにくく、研究者も二の足を踏んでしまうのが実情のようです。

また、戦後の右肩上がりに経済発展をしていた時代は、働けば働くほど収益性が上がりますから、いかに睡眠時間を削って仕事をするかが最優先され、寝ない人ほど、英雄視される風潮が色濃かったのです。

しかしここ20年ほどで、睡眠の重要性が各方面で明らかになりました。それが健康や美容に直結していることはもちろん、ビジネスやスポーツといった、能力を競う世界でも、睡眠は重視されるようになりました。

 海外では「プレゼンティーイズム(Presenteeism)」が問題視されています。これは、従業員が出社しても、何らかの不調のせいで頭や体が思うように働かず、本来発揮されるべきパフォーマンス(職務遂行能力)が低下している状態のことをいいます。アメリカでは、日本円に換算すると、年間16兆円もの経済的損失が生じていると発表されており、その要因の一つとして、睡眠不足が挙げられています。

 こうした損失が明らかになるに伴い、今日、日本でも、会社の睡眠規定を守る人に対して報奨を与える「睡眠報酬制度」を採用する企業が出てきています。

 1日6時間眠っている人でも、実はわずかに睡眠が足りていないことが多いそうです。その影響がまるで借金(負債)のように蓄積する状態が「睡眠負債」と呼ばれ、問題視されています。この状態が2週間も続くと、2日間徹夜したのと同じ状態にまで脳の反応速度が落ち、気がつかないうちに仕事や家事のパフォーマンスが落ちるという実験データもあります。

 

nhk1

(NHKスペシャル 睡眠負債 https://www.nhk.or.jp/special/sleep/

 

 また、一晩徹夜、あるいは睡眠時間が不足しただけで、ホルモンの作用や、感染に対する防御など、様々な身体の機能が損なわれることもわかっています。実験によると、

 
 ・睡眠をとったグループは、睡眠をとれなかったグループよりも抗体濃度が97%も高い

 ・平均睡眠時間が6時間より少ない人は血中の抗体量が極めて少なく、B型肝炎ウイルスに
  感染した場合に体が保護されない確率が7倍も高い

 

などの結果が出ているようです。

 睡眠の質が悪いと、五大疾患(がん、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病、精神疾患)の発症リスクや、寿命が短くなる確率が高まることもわかっています。

 さらに、睡眠不足によって、前頭葉の働きが低下し、思考がネガティブになる傾向があります。脳内疲労物質ガンマヒドロキシ酪酸が溜まり、集中力、判断力、創造力、論理的思考、意欲、自己評価までもが一気に下がり、自信喪失や自己肯定感の低下が起こります。イライラが増し、思いやりを失い、人に厳しくなり、自己中心的な考えになり、人との関わりも好まなくなります。判断も鈍り、社会への適応も難しくなるのです。

 睡眠の不足が、いかに広い範囲で心身の状態に影響を及ぼすか、ということがわかりますね。

 逆に睡眠時間を増やしたことで、アスリートのパフォーマンスが上がるという実験結果もあります。あるバスケットボール選手が、それまで6時間半だった睡眠時間を8時間半に増やしたところ、1カ月後にはスリーポイントシュートの成功率が68%から77%に、86mダッシュのタイムが16.2秒から15.5秒と、約1秒も短縮しています。

 

睡眠は、免疫系の働きから適切なホルモンバランス、精神の健康、学習と記憶、脳からの有害物質の除去に至るまで、様々な生理学的プロセスを最適に機能させる上で欠かせないもの。このシステムの性能を高める働きをしているのが睡眠。

(別冊日経サイエンス 脳科学のダイナミズム 記憶・免疫・ホルモンを活性化 睡眠パワーに迫る)

 

睡眠時間が充実するだけで、心身の健康状態やパフォーマンスの向上が見込めるのだとしたら、これはお金がかからず、多くの人が行いやすい、大変有益な投資だということになります。

 

 

 

夢は無意識からのメッセージ

 良質な睡眠が体と心の健康にいかに大きな影響を与えているかについては、日に日に明らかになってきています。ですが私は、睡眠がもたらす影響の範囲はさらに大きいのではないかと考えるようになりました。そう思うに至ったきっかけに、夢への関心がありました。睡眠の質を高める商品の開発途中に行ったモニターテストで、「悪夢を見なくなった」「夢がカラフルになった」「鮮明になった」「具体的になった」といった複数の体験が寄せられたことから、夢に興味が生まれたのです。

 かくいう私も、悪夢とは言わないまでも、後味の悪い夢はたびたび見ていました。できれば見たくないこれらの夢を、なぜ繰り返し見るのでしょうか?

 当時は自己の潜在意識と向き合うことを日課にしていたこともあり、一日の中での意識と無意識、現実世界と夢の世界の関わりについて、追及したい気持ちが強くなりました。

 健康を入り口として睡眠を研究していたのですが、調べていくうち、トラウマやコンプレックスなど、潜在的に潜む精神面の問題解決も、睡眠と深く関わっていることが分かってきました。戦争体験や、人に言えないような苦しい体験をした人、幼少のころに虐待を受けていた人などは、そうでない人に比べ、夢でひどくうなされる体験をしています。これは潜在意識に閉じ込められた感情が、寝ている間に解放されているために起きる現象ではないかと考えられます。

 そのように、夢は、健康という表に現れたものの背後にある、本質的で深奥なテーマにつながっているという確信が生まれていったのです。

 その世界への関心を深めてくれたのは、「明恵」という高僧について書かれた本(『明恵 夢を生きる』河合隼雄著 講談社+ α文庫)との出合いでした。

 平家から源氏へ、源氏から北条へとあわただしく権力の座が移った鎌倉時代初期。その間に、法然、親鸞、道元、日蓮などによって日本の霊性が著しく活性化されました。これらの僧と共に崇められた名僧「明恵」の残した遺産は、世界の精神史においても稀有といってよいほどのものでした。それが彼の19歳から亡くなられる前年までの、約50年にわたって記録された、膨大な『夢記(ゆめのき)』です。彼の生涯は、夢と現実とをそれぞれ経糸緯糸として織り上げた偉大な織物のようで、それは私たちに、「夢」という一見無意味なものとの関わり方を教えてくれます。

 私たちの〝自我〟は合理的思考によって構築されています。それが意識のほんの一面的な存在であることを、私たちはつい忘れてしまいがちです。この〝自我〟を成長させるために、大所高所から気づきや学びを促すメッセージを投げかけ、時に批判や警告を与える。そのような存在が私たちの「無意識」です。夢は、この無意識からのメッセージを、睡眠中の自我がそれなりに意識化したものだと考えることができます。

 夢の内容を自我の合理性に固く縛られて見る限り、ナンセンスに感じるだけのものが多いのですが、これを異質な世界からのメッセージとして自我を超えた目で見るときには、それが大きな意味をもつことがあるのです。 

 睡眠は、まさに無意識の世界へと戻る行為です。その時間の可能性をフルに使うことができれば、無意識とのつながりを良い状態で保つことができるはずです。

 「意識」というと、一般的には、顕在意識、潜在意識、超意識と分類されますが、自覚可能でおおよそのコントロールができる意識を「自我意識」、そのコントロールがまったく効かない意識を「無意識」と仮定して、話を進めます。

 私は夢分析も少し学びましたが、分析を優先しすぎると、自我に基づく思考が中心に働いてしまいます。明恵のいうところの「夢の内容を自我の合理性に固く縛られて見る」ことになり、本質的な部分への気づきからは遠ざかってしまうかもしれません。

 私は、分析はほどほどにして、夢で体験するすべてを受け入れ、意に反することであっても、こういう自分もいるのだなと自分を俯瞰するように眺め、受容するようにしています。怖い夢や嫌な夢を見たときというのは、気分が悪くなったり、早く忘れようとしたり、夢の中の自分を否定するような意識が働くことがあると思います。しかしその無意識の世界の自分を認め、受け入れ、「なぜ夢の中の自分はこんな行動を取ったのかな?」「心の奥底にある真の原因は何なのかな?」と、まるで親が子に優しく問いかけるように、客観的に自分の内側と対話していきます。このようにして日頃意識できていない自分の側面を知り、認めてあげると気持ちがラクになり、その後に見る夢も、そこから得られる気づきも変わってくるようです。

 こんな調子で夢と付き合っていると、無意識からのメッセージに気づけるようになってきます。そのうち、ものごとの捉え方や考え方、はたまた価値観までもが変わってきます。頑なに持ち続けてきたこだわりや執着といった、硬直化した意識が、ほどけてくるのです。私自身、この研究を始めた当初とはずいぶん変わって、現在はこれまでの人生にない高い自由度をもった意識を体験しています。

 

 

とても長いので前編はここまでとさせていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございます。

   

 
後編はこちらからどうぞ♪

 

無意識を味方につける眠り方“スピリチュアルヘルス”への道<後編>
http://kamuna-p.jp/blog/2019091900/1.shtml

 

 

 

いつもありがとうございます。

 

 

 

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青木敬司
青木 敬司 (あおき けいじ)

カムナ・プランニング 代表
コンサルティング(スムージング経営)
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