こんにちは。
先日ある経営者の本を読んでいたら、しばらくぶりに水五訓に出合いました。
この言葉は、豊臣秀吉の参謀として活躍した軍師 黒田官兵衛、後の黒田如水が作った言葉と言われています。自然の法則から人の生き方の極意を悟った素晴らしい言葉です。約400年の時を経て今日まで語り継がれています。

いま世の中は大激変中なので、目先の情報に右往左往してしまうことが多々あることでしょう。先を案じて不安になることもあるかと思いますが、水五訓が示す教えに習い、何ごとにも柔軟に対応できるしなやかなこころを養いたいと思います。

さっそくご紹介します。

どうぞ。

水五訓

自ら活動して他を動かしむるは水なり

常に自ら進路を求めて止まざるは水なり

自ら清くして他の汚水を洗い清濁併せ容るるの量あるは水なり

障害に逢い激しくその勢力を百倍するは水なり

洋々として大洋を充たし、発して蒸気となり雲となり雪と変し霰と化し凝っては玲瓏たる鏡となる、而もその性を失わざるは水なり

　
　
添付の画像は、三重県度会郡にある、伊勢神宮（内宮）の別宮と言われる瀧原宮の御手洗所で撮影したものです。本当は動画をアップしたかったのですが、データが重くてできませんでした。この美しい宮川の水が、日頃の疲れやストレスなどのネガティブなエネルギーをきれいに流し去ってくれる印象を感じて動画を撮影したのですが・・・。（動画の容量が小さくできたらアップし直そうと思います）

水は大自然や私たちの穢れを流してくれますが、自ら穢れることはありません。清濁併せ容るるの量ある水・・・、素晴らしいですね。

そんな水のようにしなやかに生きていきたいと思う今日この頃です。

いつもありがとうございます。