2016.01.14我動くにあらず、大宇宙、我を通してはたらき出すなり
こんにちは。
最近朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。一週間後の大寒に向けてさらに冷え込むでしょうからくれぐれもご自愛くださいませ。
年が明けてブログの更新を増やしたかったのですが、忙しすぎてぜんぜんできません…。
かなりの集中モードで夜中まで仕事をしているので、自分がブログを書いていることを忘れるほど。そろそろ仕事の仕方をシフトせねばと感じている今日この頃です。
今年はせっかくブログを見ていただいている方のためにできる限り更新したいと思います。とは言っても明日からしばらく九州へ出張しますので、どうなることやら?? そんな状況ですが引き続き宜しくお願いいたします。
さて今日は、禅の大家 立花大敬さんの本「大宇宙合格!」に紹介されていた『柳生新陰流の口伝』をご紹介します。
その前に・・・
立花さんによると「イノチの悟りへの道」は以下のステップを踏むようです。
1、孤の自覚・・・大宇宙の中の一点としての我の自覚
2、子の自覚・・・大宇宙を母とし、それにより生み出された子としての我の自覚
3、拠の自覚・・・大宇宙の意思がはたらき出す拠点としての我の自覚
そこで・・・
ある口伝を例にして解説されています。
柳生新陰流では、免許皆伝の弟子に口伝として密かに授ける“極意の伝え”というのがあるそうです。
※柳生新陰流とは、日本を代表する剣術流派の一つ
それは次のようです。
①人は天地の塵ぞ。
②塵なればこそのいのちとおもいきわめ、
③塵なればこその重さを知れ。
④塵となりつくして、天地に呼吸せよ。
①は孤の自覚。
②と③は、チリの一点をどうしても必要だと大宇宙天地が創り出し、まもり、養ない、全体重の期待の重みをかけている。そのチリのイノチの重さを知りなさいというのです。
④は、チリであり、何一つ自分のものとして所有できない自分であると自覚できていればこそ、大宇宙全体を我とし、天地に生き通し、我にしか出来ぬ、自在のわざを次々くり出してゆけるのです。
《もはや、我動くにあらず、大宇宙、我を通してはたらき出すなり》
素晴しい境地ですね。
これからの時代は、一人ひとりがこの様な意識の進化をとげるのだと思います。
大宇宙・大自然と共に生きてきた日本人は比較的早く到達できるような気がします。
昔のように難行苦行で到達するのではなく、到達した人の知恵をさずかりまずはそう思うこと。
あとは与えられたご縁や境遇、環境に感謝し、イノチの無限の可能性を信じて喜びの心で生きることが大切になるでしょう。
柳生新陰流の境地で毎日をハツラツに生きていきましょう♪
いつもありがとうございます。
P.S
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- 青木 敬司 (あおき けいじ)
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