2015.12.02寄生獣 ~生物(みんな)の未来を守るために…~
こんにちは。
最近、お世話になっている療法家の女性から「寄生獣」というマンガを紹介され読み始めました。私はあまりマンガに興味はなく、熱心に読んだ記憶がほとんどありません。小さいころにメチャはまったマンガは唯一「デビルマン」。なぜデビルマンかはよく分かりませんが、テレビを見ながら「おれもデビルマンになりたい‼」って思っていました。
それはさて置き、この「寄生獣」面白い!!マンガ好きの人の、夢中になって朝まで読んじゃった!、というセリフが今までまったく理解できない私でしたが、その気持ちが少し分かるようになりました。(そこまで夢中にはなりませんが)
このマンガ、まだ3巻目に入ったところですが、とても引き込まれますね。すこし気味の悪い物語ですが、表現の旨さや創造性、ストーリーの背後にあるメッセージ性に惹かれます。
さてこのマンガ。
何ごとにも大切なのが初期設定。こんなくだりから始まります。
地球上の誰かがふと思った
『人間の数が半分になったら
いくつの森が焼かれずにすむだろうか…』
地球上の誰かがふと思った
『人間の数が100分の1になったら
たれ流される毒も100分の1になるだろうか…』
誰かが ふと思った
『生物(みんな)の未来を守らねば・・・・・・・・・・・・・・・』
こんな意思によって地球にもたらされたのが寄生獣。
人間に寄生して脳を侵し、頭が自在に変形して大きな口になり人を丸ごと食べてしまう凶暴な生き物です。ふだんは普通の人を装いながら人間社会に潜伏し、時に人を食し、人を理解したりといった、様々な登場人物との人間模様を繰り広げるストーリーです。
どうやらこの生命体は『生物(みんな)の未来』を守るためには人間を食べてしまった方が良いという意思があるらしい。
このマンガをきっかけにいろいろ考えさせられました。
たまたま今日目にしたネットワーク地球村が発行している「地球村通信12月号」に、「動物と戦争」というテーマで次のことをが紹介されています。
まるで人間は愚かモノで、寄生獣の考えはもっともだと思えるような内容です。
あ
人は寄生獣が思うほど堕落してしまったのでしょうか。
人は自由意思を与えられ 創造力を手に入れました。
ということは、天国も地獄もつくれる存在です。
しかし人間は、数々の戦争や闘争、環境破壊や生物種の絶滅を続け、その結果ますます生きにくいストレス社会を自ら作り続けています。
寄生獣をこの世にはびこらせるような社会、人間に堕落したくないですね。
その為にも今、一人ひとりの生き方が問われている時代なのだと思います。
寄生獣は、そんなメッセージを現代社会に伝えるマンガなのかもしれませんね。
いつもありがとうございます。
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- 青木 敬司 (あおき けいじ)
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