こんにちは。
今日は展示会のご案内です。しかも春画展！
春画を紹介するなんて不謹慎な！と聞こえてきそうですが、私は世界に誇る日本の芸術作品だと思っています。江戸時代に描かれた浮世絵が、これほど美しく繊細でエネルギーに溢れ、まるで絵が生きているかの如く躍動的に表現する技術と感性に驚かされます。当時は大名から大衆まで貴賤を問わず老若男女に愛されていたそうです。会場には、あの葛飾北斎や喜多川歌麿、歌川国貞といった名士たちの作品も展示されています。日本で初開催の春画展ですので、ぜひ一度足を運んでみてください。私も一度行ってきましたが、若い女性の多さには驚きました。できれば平日にもう一度行きたいと思っています。（ちなみに18歳未満は入場できません）
展示期間は12月23日まで、日曜祝日はかなり込みますので平日に行くのがオススメです。ぜひ行ってみてくださいね。

主催者の細川護熙さん（元首相）のごあいさつを転載します。

どうぞ。
　

春画展日本開催実行委員会の皆様からお話をいただいて、2015年秋、永青文庫で、春画展を開催することにいたします。これは、日本における、初めての、本格的な春画展になります。春画は日本文化の歴史に間違いなくあり、最高の美術品であったということから、実行委員会の皆様は、2013年秋から2014年にかけて大英博物館で開催された春画展を、日本でも行おうとこれまで尽力されてこられましたが、多くの博物館、美術館では、残念ながら実現に至らなかったと伺っています。永青文庫は規模も小さく、至らないところの多い施設ですが、春画展日本開催への皆様の情熱と意義に応えて、及ばずながら、ご協力したいと考えた次第です。

永青文庫理事長
細川護熙

春画展の日本での開催が初めてと聞いて驚きました。これほどの宝が日本にありながら、ほとんどの人はその価値を知らないのでしょうね。まさに灯台下暗し。この貴重な機会をお見逃しなく！

春画展の詳細は以下をご参照くださいませ。
永青文庫　春画展　ＳＨＵＮＧＡ
http://www.eiseibunko.com/shunga/index.html

いつもありがとうございます。