こんにちは。
今日の東京は肌寒かったですね。旧暦長月（秋の最後の月）を迎え、冬が近づいているのだなと感じる日でした。
今日はしばらくぶりに大好きな詩と出合いました。何年ぶりでしょうか…。本質的なことを表現した作品は何年たっても色褪せないものだなと実感しました。せっかくですのでご紹介したいと思います。

どうぞ。

祈りの詩

大きなことを成し遂げるために
　　　力を与えてほしいと神に求めたのに

謙虚を学ぶようにと弱さを授かった

　
偉大なことができるように健康を求めたのに
　　　よりよきことをするようにと病気を賜った

　
幸せになろうとして富を求めたのに
　　　賢明であるようにと貧困を授かった

　
世の人々の賞賛を得ようとして成功を求めたのに
　　　得意にならないようにと失敗を授かった

　
求めたものは一つとして与えられなかったが
　　　願いはすべて聞き届けられた

　
神の意に添わぬ者であるにもかかわらず
　　　心の中の言い表せない祈りはすべて叶えられた

　
私は最も豊かに祝福されたのだ

　
人は何かと自分の都合の良いように求めるので、そのすべてが手に入り、思い通りになったら人生がおかしくなっちゃうのでしょうね。心の表層の願いは叶うと不幸になることが多いように思います。すべてが学びと気づきのための経験なのでしょうけれどもね。

願いはすべて聞き届けられていた…

このことに気づけたら世の中の見え方が大きく変わることでしょうね。

いつもありがとうございます。