2016.05.10フンザ 〜魔法の風が吹く谷へ〜
こんにちは。
今日はステキな本の紹介です。
フンザ
〜魔法の風が吹く谷へ〜
清水久美子 著
ヒカルランド刊
著者の清水さんとは最近知り合ったご縁ですが、素晴らしい感性の持ち主の写真家であり、料理人なのでご紹介したいと思います。
彼女と初めて会ったのは某出版社での昼食。
私がプロデュースしている方と出版社の社長とで昼食をいただいたのですが、その時の料理が彼女のケータリングでした。
旬のお野菜をふんだんに使った料理のあまりの美味しさに驚き、一発で意気投合した次第です。
てっきり私は彼女が料理の専門家だと思い込んでいたのですが、実は写真家が本業だとか‼︎
プレゼントしていただいたのがこの本という訳です。
彼女のお話を聞いて驚きましたね。
私よりはるかにお若く社会経験もないのに、こ自分の感性を信じて何のツテもなくフンザに単身乗り込んでしまうのですから…
彼女の訪れたのは、風の谷のナウシカのモデルになった地のようです。
この本にはフンザの地で生きる方々の飾り気のない姿と生活様式、文化、豊かな大自然がありのまま収められています。
少し中身をご紹介しましょう。
あ
あ
あ
彼女の切りとったフンザの暮らしを見て、まるで故郷を眺めているような印象を抱きました。
物質的には豊かになった私たちはその反面、様々なしがらみやストレスに囲まれて生活していると言っても過言ではないでしょう。
そんな生活で疲れてしまった時はこの本を眺めて、慌ただしい毎日でつい忘れかけてしまう大切なものを思い出してはいかがでしょうか。
この本の最後には次のように書かれています。
「明日晴れるかな?」
「インシャッラー」
「バスちゃんと到着するかな?」
「インシャッラー」
何を聞いても帰ってくる答えはインシャッラー…。
最初は、なんて適当なんだと笑っていたわたしも、
いつのまにかインシャラという音の響きに、
言葉の持つ奥深さに魅了されていました。
神のみぞ知る…吹く風に従おう…インシャッラー…。
フンザという場所はイスラム世界にある、
この「インシャ・アッラー」という言葉が
とても似合うところだと感じました。
私が出会った人々は皆、インシャラシャラ〜と音をたてるように
緩やかに軽やかに生きていました。
中略
この谷に吹く風は本当に心地が良く、
幸せを運ぶ魔法の風なのかもしれない…
初めはそんなふうにも思いました。
でも魔法の風の正体は、谷に住む人々にあるのかもしれません。
優しい心、それぞれの喜び、幸せが風となって連なり、
みんなの上で楽しく歌い踊っているのかもしれません。
まるでお伽話のようだけれど、そう感じてしまったのです。
以降 略
この本を眺めているとまるでその場に自分がいるような気持ちになります。
そして忘れかけた大切なものを少し思い出せた気がしました。
今世の中は、考える時代から感じる時代にシフトしています。
この本はそんな時代を生きるための感性を豊かにしてくれると思います。
女性だけでなく、男性にこそ手にとっていただきたいですね。
時間も空間も気にすることなく、ゆったりとこの世界を感じていただければと思います。
いつもありがとうございます。
P.S
清水さんのHPです。
http://www.shimizu-kumiko.com/
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- 青木 敬司 (あおき けいじ)
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