2020.01.22死はプロセス 老・病・死はひとつながり 宗教学者 山折哲雄さん

死はプロセス 老・病・死はひとつながり 宗教学者 山折哲雄さん

こんにちは。

私が定期的に目を通している雑誌の一つが「日経ビジネス」です。

毎週届きますので、ざっと見ては、ビジネスの現場で起きていること、これから迎えうる社会の姿を大雑把にとらえているのですが、年明けに届いた号に、思わず唸ってしまう記事を見つけました。

 

この記事は「死」をテーマにしたもの。高齢化社会を迎えている日本は、個人も社会もいずれ直面することなので、こちらでシェアしたいと思います。

 

 

さっそくどうぞ♪

 

 

 

 

有訓無訓

 

 

死は点ではなくプロセス

90歳以上の高齢者に

死の規制緩和を

 

 

宗教学者 山折哲雄さん

  

 

 

 20歳の時に十二指腸潰瘍になり、胃の3分の1と十二指腸を切除しました。その時は若かったので快癒しましたが、30代後半に暴飲暴食がたたって、外出先で大量に吐血、下血して入院することになりました。4ヵ月の入院治療です。この時の絶食療法が強烈でした。

 2回目の時は重症だったのでベッドに縛り付けられたような状況で身動き一つ取れません。食事は点滴だけで、体はみるみる枯れていきました。特に苦しかったのは、3日目から4日目。空腹などというレベルではなく、猛烈な飢餓感が襲ってきました。

 ところが、5日目、6日目になると不思議と飢餓感が引いていったんです。体がすっと軽くなり、あらゆる感覚が鋭敏になりました。体は限りなく枯れ木に近づいているにもかかわらず、体の奥底からエネルギーが湧いてくるような感覚です。

 この時に、修行僧の死に際を描いた『往生伝』や『高僧伝』が記憶によみがえりました。自分に寿命が来たと感じると、修行僧は食のコントロールに入ります。最初は野菜のみの精進、次に五穀断ち、十穀断ち、塩断ち、と進み最後に水を絶つ。そのまま1週間ほどで息を引き取る。食のコントロールによる断食往生死です。自分自身の絶食体験を経て、死ぬ時は断食にしようと決めました。

 断食で往生した典型は日本を代表する歌人で僧侶の西行です。西行は「願わくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの望月のころ」という歌を作りました。自分の死期は新暦の3月、満月の夜、お月様を見て死にたいと遺言のように詠み、その通りに死んでいった。藤原定家など京都の文化人は素晴らしい死に方をしたと西行を絶賛したと言います。

 『万葉集』以降、日本人の死生観の根本にあったのは「殯(もがり)」です。殯とは、生理的に死の兆候を示した後、しばらくの間、死者を安置するという儀礼のこと。昔の日本人にとって、生理的な死と社会的な死の間には一定の期間があったんです。遺体が朽ちていく過程を見ることで、死を受け止めるという意味もありました。昭和天皇が崩御された時も、「大喪の礼」までの間、殯が実施されています。

 近代哲学は「死で全てが終わる」として死後の世界を否定しました。現在の心臓死や脳死も死を点で捉えるという考え方から始まっています。ただ、日本の伝統的な社会では老・病・死はひとつながりでした。死はプロセスであり、老病の段階で既に死を体験していると考えていたんです。

 生命科学の進歩によって寿命は延びていますが、寝たきりになったり、認知症を患ったりする高齢者は増えています。緩和医療や延命医療などが広がったことで、どこまで生きているのかよく分からない半死半生の人間がどんどん生まれているのが現実でしょう。こういう現実を考えると、現在の高齢化時代にあった死の再定義が必要だと思います。

 加えて、90歳以上の高齢者には安楽死を認めるべきだと思います。安楽死については医学界、仏教界、法曹界が猛烈に反対していますが、年を取ってからの安楽死を支持する人は、意外に多いのではないでしょうか。死にも規制緩和が必要だと思います。(談) 

 

※日経ビジネス 2020年1月6日号より

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

 

さすが山折哲雄さん、極めている方だなぁと感じました。

死を覚悟した原体験があってこそ、いのちの本質と向き合えるのでしょうね。

 

90歳以上の高齢者には安楽死を認めるべき」という提言は、1931年生まれだからこその思い切った発言だと思います。

 

 

死のあり方と言えば、ホームドラマで数多くのヒットを打ち出していてる脚本家の橋田寿賀子さんも、「安楽死で死なせて下さい」という本を通して、独自のメッセージを発しておられました。

 

 

日本は、2025年には約800万人が75歳以上の後期高齢者になり、2030年には約47万人が「死に場所難民になる」と、厚生労働省が発表しています。

 

誰もが100%の確率でいずれ迎える「死」について、もう一度考え直さないといけない時がすぐ目の前まで来ているのでしょうね。

 

 

 

いつもありがとうございます。

 

 

 

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