2016.05.11私たち人類が目指すもの 

私たち人類が目指すもの 

こんにちは。
先日、某会社の役員さんと久しぶりにお昼ご飯を食べました。
関西ならではの広島焼定食。お好み焼きでご飯を食べるって東の人間には違和感があるものですが、関西に行くと美味しさが違うせいかあまり違和感を感じずにペロリと食べれます。その地方の土地のエネルギーに染まるからでしょうか。朱に交われば赤くなる…って言いますものね。出張先の風土(food)を味わうっていいなと改めて思いました。

その時に「天使と悪魔」「光と闇」みたいな話になって考えさせらえることがありました。
ご本人もうろ覚えだったので詳しくはご紹介できないのですが、例えていうと、つい人は闇を非難したり遠ざけようとしますが、一見闇のように見えることの中にも光はある…みたいな。一方だけ見ていると真意が見えなくなるんじゃないか…と。
ふむふむと聞かせていただいたのですが、とても良いお話しでした。

 

仕事を終えて帰りの新幹線でふとお昼の話題に通じる感動的なお話しを思い出しました。この役員さんのお陰ですね。私の脳は時間をかけてこの話題を検索してくれていたようです。とても良いお話しなのでご紹介したいと思います。

 

その話が書かれていた本は

  時空を超えて生きる
 潜象界と現象界をつなぐ

    Kan.  

 ナチュラルスピリット刊   です。

 

この本のp211に「私たち人類が目指すもの」というタイトルで、マザーテレサさんが最期を迎える時の話が紹介されています。 

私たちが生きていく上で大切なことを、ご自身の最期の体験による気づきのメッセージとして伝えています。

 

多くの人に知っていただきたい内容なのでシェアさせていただきますね。

 

どうぞ。

 

p211

 

私たち人類が目指すもの

 

~中略~  

 究極をいえば、自分から世界が始まっているわけですから、意識がすべてといえます。そして意識は、「意識を成り立たせているところ」から来ていて、それが広大で何もない世界だとわかっているのは非常に重要です。
 何が正しくて正しくないかを、考えたり喝破したりすることも大事ですが、光を求めれば求めるほど、ないがしろにされるものが出てくるのは、ごく自然な現象だと理解しておくのも大事でしょう。
 マザー・テレサの最期はいちばんいいエピソードです。
 最期の一週間、死を予感したマザー・テレサは、「そろそろ私も神に召されるわ。イエスさまが迎えに来てくださるかしら」と思いました。
 みなさん、ご存じのことと思いますが、マザー・テレサほど神とともに生きた人はいません。彼女が神から啓示を受けとったのはただの一度きりでしたが、啓示を受けて以降、ずっと神に従って生きてきました。死を待つだけの人々のために家を造り、献身的にな日々に人生を捧げたのです。
 その彼女がいよいよ最期を迎えるというとき、イエスが来るかもしれないと期待していたところ、現れたのは悪魔でした。それで彼女はヴァチカンに悪魔祓い(エクソシスト)を依頼し、実際にそれは執りおこなわれましたが、悪魔は立ち去りませんでした。マザー・テレサは落胆し、落ちるところまで落ちたそのとき、ふっと悟りがやってきます。
 「私は、どんな病気にかかった人であろうが、どんな状態の人であろうが、無条件に受け入れた。たとえ患部から膿が出ていようが、接吻して、看取ってきた。そうか。私が最期にハグをしなければならないのは、悪魔かもしれない」
 そうして、マザー・テレサは悪魔とハグをしました。
 キリスト教徒にとって悪魔というのは、私たち日本人には想像できないほどの深い概念を内包するものです。このときのマザー・テレサの覚悟を思うと、いかばかりだったかと想像を絶するものがあります。
 そうして、悪魔は消えました。そのあとにやってきたのは、本当の悟りでした。
「悪魔だと思っていたけれど、やってきたのは真逆の自分だったのね」
誰から見ても清く生き、権力やお金を忌み嫌っていたという彼女は、権力からの寄付を「そんなものは汚い」と受けとりを拒否したといいます。それはやはり裁く自分がいたからです。清く生きるということのなかに、どこかに否定する自分がいたのです。 
 だから最期に反対側の自分がちゃんとやってきました。それが自分には悪魔に見えたけれど、ハグすることができて、本当の統合が起こりました。そうして亡くなっていきました。

 

~以下 略~

 

この文章を初めて読んだとき、しばらく言葉を失いました。

マザーテレサさんは、死を迎える直前まで人類へ大切なメッセージを残したのですね。

この本はタイトル通りとても大事なことがたくさん書かれていますので、興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか。

  

いつもありがとうございます。

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青木敬司
青木 敬司 (あおき けいじ)

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