2016.10.07君の名は。
こんにちは。
久しぶりに映画を見てきました。
その作品は「君の名は。」
大人気らしく、公開6週たっても動員数1位をキープしているそうです。
この映画を知ったのは、公開直後に池袋の繁華街を歩いてた時。
若者たちが行列していたので何かと思い先頭まで行ってみたらこの映画でした。
その時はキレイな絵とステキなタイトルに興味を持ちつつも、行列してまでも…と素通りでした。
その後、あちこちで評判を耳にするので、仕事帰りの夜の時間帯に見てきたという訳です。
さてこの映画、本当に素晴らしいです!
いや、素晴らしすぎます。
最近の若者の間では「神ってる」という表現が使われているそうですが、この映画は神ってます 笑
この映画は見る人の感性によって感動するポイントは異なると思いますが、私には自分の関心ごととピタリ一致するドンピシャの作品でした。
これほど感動したのは、映画の種類にもよりますが、間違いなくトップクラス。
いや、一番と言えるくらい本質的かつ時代性かつ芸術性の高い作品でした。
まぁそれはともかく作品のレベルが高くどんな方でも楽しめますので、ブログをご覧の方はぜひ映画館に足を運んでいただきたいです。
さて作品についてですが、まず何に感激したかと言うと、アニメでありながらリアルの世界に引けを取らない細やかで美しい描写。
映画の中には私の知っている地域がたくさん出ていたのですが、そのどれも本物のように描かれています。
アニメはどんな上手に書いても実写以上の魅力は伝わらないと思っていましたが見事に覆されました。
これには本当に驚きました。
そしてストーリー。
立花瀧くんと水宮三葉さんの意識体が時空を超えて入れ替わる不思議な設定からはじまります。
細かなことを書くとストーリーが分かってしまい映画の楽しみが減っていしまいますので
感じたことを中心に書こうと思います。
映画の詳細はこちらからどうぞ。
「君の名は。」 http://www.kiminona.com/index.html
二人の意識体が入れ替わるのは本人たちの意志に関係なく、入れ替わっては戻り…を繰り返します。
やがて入れ替わる相手に興味を持ち始め、お互いを確認したくなり、それぞれの住む地域に足を運ぶことに。
ここからが大どんでん返しの始まり!
入れ替わった二人には3年のずれがあり、3年前に起きた隕石落下による大惨事を回避するために時空を超えた二人が力を合わせて大胆な行動を起こすというもの。
この映画を見て最も強く感じたことは、この世には時間と空間を超越した世界があるということ。
この世には幾つもの世界が同時並行に存在していて、過去・現在・未来が、いまこの瞬間に折りたたまれていると言われています。
こんな世界観がとても上手に表現されていると思いました。
この物語で感じたのは、一般的には「過去は変わらない」と言われますが、過去から見た現在という未来をとらえ、過去を動かすことができたら、過去の出来事も、過去からみた未来(現在)も同時に変えることができるということ。
過去 ⇄ 未来/現在/過去 ⇄ 未来
こんな感じかな。
過去・現在・未来は同時に存在しているので、「未来/現在/過去」をとらえれば、「過去」も「未来」も変えられる。
この時空を超えた世界をとらえ動かすには、その境界を何らかの方法でパスしなければいけないのだけれどもそこにアクセスする鍵は今ココ(現在)の一瞬一瞬の意識にあるのだということも認識しました。
この映画を見てもう一つ強く意識したのが過去生の記憶でした。
これは映画とは関係ないかもしれませんが、最近たまたまそういう本を読んでいたせいか、自分が現世で人一倍関心を持っていることや、諦めきれない強い思い、根拠のない確信とかは、生まれ変わりの中で持ち越したテーマでもあるのだろうなと考えさせられたのです。
いままでは過去を振り返ることをあまりしてきませんでしたが、この世に生まれてきたテーマを知る後押をしてくれるかも知れないなと。
この映画は、とある村に隕石が落下して大惨事になるという設定でしたが、混迷極まる今の社会に置き換えてみると、私たち一人ひとりは重要な時を迎えているというメッセージを発信しているように感じました。
そういう時こそ大切なのが一人ひとりの純粋な意識。
こういう映画を見て、
何を感じ、何を思い、何を行うか・・・
そんなことを問うきっかけになればと思います。
この映画の監督さんは、1973年生まれの新海誠さん。
映画館には20代や30代がいっぱいです。
彼らのような新しい感性を持つ若者たちの未来が楽しみです。
老若男女問わず、1人でも多くの方に見ていただき、大切な何かを掴んでいただければと思います。
いつもありがとうございます
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- 青木 敬司 (あおき けいじ)
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