2016.07.19社長業10のテクニック
こんにちは。
先日、本物研究所さん主催の感謝総会に行って参りました。
そこで元船井総合研究所会長 小山政彦さんのお話を聞く機会がありました。
小山さんは船井総研時代、年間3億円を稼ぐ前代未聞の天才マーケッターとして名をはせた方です。
小山さんの講演はいつも内容が盛りだくさんでとても勉強になるのですが、その中でも特に感激したお話をご紹介します。
それは船井総研の創業者でおられる船井幸雄さんが、社長の座を部下に譲る際に書かかれた“社長業の10のテクニック”についてです。
しかも直筆です。
さっそくご紹介しましょう。
どうぞ。
テキストには読みやすいようにワープロで打ちなおした記載がありましたので、そちらもご紹介します。
船井幸雄氏の“社長業”のテクニック
~社長業というのは、以下の10項目のテクニックを体得し、実行する
(習い性となる)と、実に楽しくうまくいくものだが、このための努力が
人間性を高め、人生目的を達成できるもっとも効率的な方法で
あることを信じ、どんなことがあっても感謝して取り組むこと~
(1)“謙虚”に“質素”に生きること
(2)たえず「マクロの善に向かって経営体を進めること」を大方針に
(3)すべてのものをとことん大事に。特に人を大事に。
①どんな人にも誠意でつきあうこと。長所を見、欠点を見ないこと。
否定したり、排除しようとしたり、悪口はいわないこと。
②部下や、世話になった人、なっている人を特に大切にすること。
(4)“理性的”に思考し行動すること。(理性>感情)
(5)逃げてはならない。どんなことにも真正面から当たること。
(6)できるだけ委せよう
(7)発言、文書は“一言”“一字”まで“慎重に”
(8)意志決定や行動はできるだけスピーディーに
(9)たえず“前向き”に生き、前向きに経営しよう。
そのためにはできるだけ長いマクロな計画がある方がよい。
(10)できるだけ多くの人に“納得”させよう。
秘密は守らねばならないが、必要な説明や情報公開を惜しまないように。
◎ 水はよく船を浮かべ、またよく覆す。
◎ 会社は社長で決まる。(マクロな把握、ミクロな対処)
◎ ①勉強好き ②すなお ③プラス発想
前頁のメモ書きは、㈱船井総合研究所の創業者である、故・船井幸雄氏直筆の、
「社長業のテクニック」のコピーです。
これは、1990年社長職を2代目の本告氏へ譲る際に、新社長に渡したもので、
私も、その折に船井氏からコピーをいただき、今日まで保管していたものです。
講演会で当時のことを話してくれた小山さんによると、船井先生はほんの短い時間でこのコツをサラサラお書きになったとか。
船井先生は本当に偉大な方だなぁと再認識させられました。
この内容は社長業に関わらず、人生において役立つものばかりですので、参考にしていただければと思います。
いつもありがとうございます。
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- 青木 敬司 (あおき けいじ)
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