2017.05.04サラリーマンは3割減る! あなたは7割に生き残れるか?
こんにちは。
今日は本の紹介です。
今年の1月に出版されたこちら。
サラリーマンは3割減る!
あなたは7割に生き残れるか?
ややショッキングなタイトルですが、この本はこれからの社会の変化に応じた雇用や働き方について大切なメッセージを発信しています。
著者は、日本初の理系出身の経済アナリスト 塚澤健二さん。
塚澤さんはこの本の中で次の提言をしています。
現在の日本のサラリーマン比率は9割弱である。
これが今の日本の閉塞感、
いくら働いても年収が上がらないということの
一つの原因に繋がっている。
では、これをどうしたらいいか。
サラリーマンの年収が一番伸びていたときの
サラリーマン比率は大体70%なので、
70%まで落とす政策をとったほうがいい、
というのが私の考えである。
サラリーマン比率が減る理由の一つには、
人工知能の台頭が挙げられる。
つまり、これまでのように、
ただサラリーマンを続けているだけでは、
そう遠くない将来、
人工知能に仕事を奪われてしまう未来が
待っているということだ。
どういう人材がこれから要求されるようになるのか。
これから我々が生き残る方法は2つしかない。
一つは「スーパージェネラリスト」として、
自分の専門分野を複数持つこと。
そしてもう一つは、一つの分野における
プロ中のプロである「スーパースペシャリスト」、
すなわちプロが学びにくるような
プロになることである。
(中略)
21世紀は成熟社会である。成長ではない。
今度は生き残るか死ぬか、サバイバルの世紀なのだ。
20世紀は全体が成長していたので
客観的な基準で判断していてもよかったが、
21世紀は「自分軸」を持ち、
何事も自分の主観で、「決断」していかなければいけない。
自分軸を持っていないと、誰かが言ったことを「判断」の
基準にして、ずっと損をし続けるしかないのだ。
サラリーマン比率を70%まで落とすという政策は一見荒唐無稽のように思われるかもしれませんが、実は私は一理あると思っています。
江戸時代までは人口の9割が自営業だったわけで、すっかり大逆転してしまった今の状態が私には何だかおかしく見えるのです。この違いは人や社会の意識のあり方や、生きる力(生のエネルギー)が本質的なことからどんどん離れてしまっていることにも関係しているように思います。
サラリーマンという働き方だからこそ能力を発揮できる人は多いと思いますが、その中においてもこれからは一人ひとりにもっと創造的な生き方が求められるようになるのでしょう。
著者はあえて刺激的な言葉をつかっている部分もありますが、それはあくまでも注意喚起としてとらえていただき、これから来る時代の予兆をつかんで自らの可能性を拓くよいきっかけにしていただければと思います。
サラリーマンは3割減る!
あなたは7割に生き残れるか?
第1章 「サラリーマンよ、さようなら」
非効率化しすぎた日本の社会は、やがて戦後に逆戻りする
第2章 人口流出、地下暴落、ワーキングプア、食糧危機
究極に非効率化した日本の未来は一体どうなる?
第3章 「奪い合い」の20世紀から、今、大きな歴史転換が始まる
21世紀を生き抜くためには、自分軸を持った「プロ」になれ!
第4章 トランプ大統領就任と英国の「EU離脱」で世界はどうなる?
そして2020年東京オリンピック後に待ち受ける日本の大不況とは?
第5章 おカネの意味を根本的に見直さなければ、
やがて紙幣はただの紙切れと化す!
興味のある方はぜひご参考になさってください。
いつもありがとうございます。
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- 青木 敬司 (あおき けいじ)
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