2017.05.18脳科学のダイナミズム 記憶・免疫・ホルモンを活性化 睡眠パワーに迫る

記憶・免疫・ホルモンを活性化 睡眠パワーに迫る

こんにちは。
今日は睡眠に関する話題です。
以前にご紹介したエンジェルナイトの記事に書いたように、以前の私は睡眠はムダだと考えていました。寝ている時間がもったいなく、寝ずにいられたらどんなに幸せかと思っていたほどです。

本当に愚かものでした…。

 
でも今は違います。
今は睡眠が何よりも大切と思うようになりました。

肉体の健康も精神の安定も、記憶などの学習効果も、免疫やホルモンなどによる体の修復も、美容も、アンチエイジングも・・・、人が健康で心ゆたかに生きる上で睡眠は欠かすことのできない要素であるどころか、それらを決定づけるのは睡眠だといことを知ったからです。

それがきっかけで作ったのが前回紹介したのがエンジェルナイトという訳なんです。

 エンジェルナイトが新登場! 睡眠の質が日中の元気と人生を決める
 http://kamuna-p.jp/blog/2017041400/1.shtml

 

今までに睡眠に関する本や資料は20冊以上読んできましたが、その中でも今年の2月に出版された別冊日経サイエンスに、睡眠についてとても良くまとめられている記事を見つけましたのでご紹介したいと思います。

 

こちらです。

 

脳科学のダイナミズム

脳科学のダイナミズム 
睡眠 学習 空間認識 医薬

 日経サイエンス編集部 編

 

 

この本の中の 

記憶・免疫・ホルモンを活性化 
睡眠パワーに迫る 

という記事が素晴らしかったのですが、とても長いし専門的な言葉がたくさん書かれているので、私の方で要約してお伝えしたいと思います。

 

このコーナーのサブタイトルには次のように書かれています。

夜間の睡眠が予想以上に心身の健康に影響を及ぼすことがわかってきた

そうなんです!

 

睡眠時間って無意識に過ごしているからその質にまで気をつかう人は少ないと思います。

ところがどっこい、睡眠の質こそが人生を左右するカギを握っていたのです。

 

 

このコーナーのKEY CONCEPTSには次のように書かれています。

 
科学的に裏づけられ始めた睡眠の恩恵

一晩ぐっすり眠ると、気分が上向き、記憶が向上し、学習能力が高まる。このことは日常の経験だけでなく、多くの研究によって裏付けられている。

過去20年間に数多くの実験が行われ、睡眠がホルモンのバランスから免疫による体の保護に至るまで、体の様々な機能に直接影響を及ぼしていることがわかってきた。

こうした研究結果にもかかわらず、私たちが毎晩眠る必要がある理由は厳密にはわかっていない。だが、睡眠中に何が起こっているかに関しては徐々に解明が進んでいる。

 

 

このコーナーには次のような研究結果が紹介されていました。

 

睡眠の目的は一つではない。免疫系の働きから適切なホルモンバランス、精神の健康、学習と記憶、脳からの有害物質の除去に至るまで、睡眠は様々な生理学的プロセスを最適に機能させる上で欠かせないもの。このシステムの性能を高める働きをしているのが睡眠だ。

 

抗体とホルモン という項目では・・・

一晩徹夜したり睡眠時間が不足しただけで、ホルモンの作用や感染に対する防御など様々な身体の機能が損なわれることは分かっている。(肝炎ワクチンの予防接種に対する体の反応を調べた2 つの研究)

① 午前中に標準的な不活化A 型肝炎ワクチンを接種した大学生グループのうち半数は、その日の夜に通常通り睡眠をとり、もう半数は、一晩中起きているよう指示された。4週間後、睡眠をとったグループは、睡眠をとれなかったグループよりも抗体濃度が97%も高かった。
② 成人に標準的なB 型肝炎ワクチンを6 ヵ月間に3 回摂取した(免疫を完全につけるには繰り返し摂取する必要あり)。1 回目の摂取から1 週間の平均睡眠時間と、2 回目の摂取後の抗体濃度を比較したところ、睡眠時間が1 時間増えるごとに抗体濃度が56%増加することが分かった。最後の接種から6 ヵ月後、最初のワクチン接種後1 週間の一晩当たりの平均睡眠時間が6 時間より少なかった人々では血中の抗体量が極めて少なく、将来B 型肝炎ウイルスに感染した場合に体が保護されない確率が7 倍も高かった。

 

また、睡眠不足がホルモン機能低下につながる有力な証拠として・・・

① 当時シカゴ大学のヴァンコーターと共同研究していたシュビーゲルの研究。一晩の睡眠時間を4 時間に制限して5 日間続けたところ、被験者の血液からブドウ糖を排除する能
力(インスリンというホルモンの働き)が40%低下した。別の研究では、12 人の男性に同様の睡眠制限を二晩課したところ、血中グレリン(食欲を促進するホルモン)量は28%も急上昇した。同時に、レプチンという別のホルモン(食べる必要がないというシグナルを脳に送って食欲を抑制)の量は18%減少した。睡眠を制限された被験者は空腹レベルが平均で23%増加した。これらから、睡眠時間の減少が体重の増加につながる説は50 の別の研究によって裏付けられている。

② 睡眠時間が10 時間より少ない6~9 歳の小児は、十分な睡眠をとっている小児よりも1.5~2.5 倍肥満になりやすい。成人を対象とした研究でも、睡眠時間が6 時間より少ない場合、肥満である可能性が50%ますことが示唆されている。

 

うつ病との関係 については・・・

睡眠制限は免疫やホルモンの機能に著しい影響を及ぼすが、その最大の影響を受けるのはおそらく脳だ。一晩徹夜することが人々の感情的な記憶の定着にどう影響を及ぼすか。
被験者は26 人、そのうち半数は試験前日に徹夜してもらった。彼らに肯定的な単語「平穏」などと否定的な単語「悲嘆」など、中立的な単語「柳」などを見せ、自分の感情を評価するように求めた。そいて、徹夜による眠気や疲労を取り除くために通常の睡眠を二晩とってもらった後、抜き打ちで記憶テストを行った。
単語を見る前に睡眠をとっていなかった被験者は、睡眠をとっていた被験者に比べて単語の認識力が40%も低かった。それより驚きだったのは、単語の3 つのカテゴリーに対する断眠の相対的な影響だった。徹夜していた被験者では、肯定的な単語と中立的な単語の認識力がどちらも50%低下したが、否定的な単語の認識力は20%しか低下しなかった。睡眠をとっていた被験者は、肯定的な単語と否定的な単語の記憶形成にほとんど差はなかった。中立的な単語は他の2 つのカテゴリーよりも記憶されにくかった。徹夜してもらった被験者では、否定的な単語が肯定的な単語や中立的な単語よりも学習後に少なくとも2 倍強強く記憶された。つまり睡眠不足の場合、人生の良い出来事よりも悪い出来事の方が2 倍も多く記憶されるため、ゆがんだ、そして気分が落ち込むような、記憶がつくられてしまう可能性がある。
睡眠不足がうつ病とお診断されるほど重い抑うつ状態を引き起こすことがあり、その他の精神疾患の要因になることもあると結論付けられている。

また、睡眠時無呼吸の患者は、呼吸が短時間止まるたびに一時的に目を覚ますので十分睡眠が取れていない。睡眠時無呼吸の患者は睡眠を十分にとれている人よりも男性で2.4 倍、女性で5.2 倍うつ病になりやすいことが分かった。

 

さらに

睡眠と記憶 記憶の進化 については・・・

学習後の睡眠が新し記憶を選択的に定着させ、強化し、統合し、解析しているという。睡眠は私たちが何をどう記憶するかを抑制している。睡眠は記憶の定着、劣化を防ぐためだけのものでなく、向上させるという研究成果がある。
被験者にタイピングを習得してもらったが、被験者は練習しなくても、時間と共にこの動きを容易に行えるようになったという。睡眠が被験者の指の動きを実際に改善させることが明らかになった。レム睡眠ではなく、ノンレム睡眠の経験に依存していることも明らかになった。脳は睡眠の異なる段階で異なるタイプの記憶を強化していると結論付けられた。

・一晩寝て考える 記憶は過去でなく未来に関係する
記憶は過去のことを思い出せるようにするためではなく、過去の経験を生かして本来の行動を高めるために記憶システムを進化させたという説。問題を一晩寝て考えるという行為は、睡眠中の脳に何かを思い出すように求めているのではなく、すでに保存されている情報を使って何らかの計算をして異なる可能性を列挙し、問題に対する最良の解決策を見つけて欲しいと思っているのだ。幸運なことに、睡眠中の脳はそれができる!
(複数のカードと天気の関係を推理する試験で睡眠は理解力を高めることが裏付けられた)

・脳からの廃棄物の除去
睡眠中に脳の細胞間のスペースが増加し、脳と脊髄の間の脳脊髄液の流れが良くなると報告した。ラットの脳にアミロイドβ(アルツハイマー患者の脳に見られるアミロイド斑の前句物質)を注射したところ、睡眠中には覚醒時の2 倍も脳から除去された。脳脊髄液の流れが良くなることで、有害な分子が脳から取り除かれたのだろう。睡眠とアルツハイマー病との関連が注目されている。_

 

 

すごい研究成果ですね!
睡眠を疎かにすると、健康はもちろんのこと人生の質が大きく低下することがお分かりいただけると思います。

 

特に、睡眠不足の場合、人生の良い出来事よりも悪い出来事の方が2 倍も多く記憶されるため、ゆがんだ、そして気分が落ち込むような、記憶がつくられてしまう可能性がある。
という調査結果には驚きでした。

また、睡眠と記憶 記憶の進化のところで紹介されているように、寝ている間に脳の中の情報が整理され、必要応じて最良の形へと再合成されるという話がとても興味深かったです。

このことは、私たちが取り込んだ食べ物を体内で分解した後に、からだに必要なものを再合成する働きと全く同じように思います。

いずれも無意識下で行われていることです。これがポイントなんですよね。

 

私は覚醒時の脳の働きよりも、睡眠時や無意識下の脳の働きの方がはるかに偉大だと思うようになりました。

私たちがまだ気づいていないことってたくさんありそうです。これらについてはまた機会がありましたらご紹介したいと思います。

 

たかが睡眠、されど睡眠。

睡眠という人生の質を決定づけるゴールデンタイムをぜひ大切にしてくださいね!

 

以前にご紹介したエンジェルナイトもお見逃しなく!

 エンジェルナイトが新登場! 睡眠の質が日中の元気と人生を決める
 http://kamuna-p.jp/blog/2017041400/1.shtml

 

いつもありがとうございます。

 

【TOPIC】
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ブログの記事はこちら♪ http://kamuna-p.jp/blog/2017041400/1.shtml

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青木敬司
青木 敬司 (あおき けいじ)

カムナ・プランニング 代表
コンサルティング(スムージング経営)
ビジネスキャタリスト

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