2015.04.21サバイバル3の原則
4月12日に関東方面で大地震が起こるという噂が流れていました。今日現在そのような規模の地震は起きていませんが、しばらくの間は用心しておいた方が良いと思います。
実は身近に地震センサーのような女性がいまして、先月末頃に 3.11 の時と同様の体の異変を訴えていました。4月の10日頃にはその異変が消えていったのでホッと一息ついたのですが、まだまだ気は抜けません。何が起きてもおかしくないご時世ですから、それなりの備えをしておく方が良いと思います。
しばらく前に元陸上自衛隊幕僚の池田整治さんから、大地震に対応する「サバイバル3」の法則を教えてもらいました。
これは知っておいた方が良いのでシェアしたいと思います。
以下、ご参考になさってください。
~ここから転載~
大地震が発生した場合の行動のポイント、
それは私の経験からすると、まずは自己責任で身を守り、
「30秒、3分、3日」のポイントを踏まえて、行動することが大切です。
(1)激しい揺れの30秒(自己責任)
地震の最大の揺れは30秒続きます。
30秒間は、自分のことだけで精一杯です。
この間は、自分で確実に生きることを考えましょう。
この30秒間はあくまでも自己責任の範囲なのだと心得てください。
とくに就寝中は動けませんから、いつもタンスの前を避けて寝るようにする。
タンスはあらかじめ耐震金具でしっかり留めておく。
一軒家ならばできるだけ2階で寝るなど、
ちょっとした習慣が生死を分けることになります。
(2)3分で確実に生き延びる処置(家族責任)
最初の30秒間を生き残ったら、次の3分以内にすべきことがあります。
それは家族を助けること、家族責任です。
まず、ガスなど火の元を断ち、安全な場所に移動します。
普段から家族で話し合って避難場所を決めておくことも大切です。
海岸線地域に住んでいる人は、あらかじめ決めている50メートル以上の高台に急いで避難します。
高台がない場合は、考えるよりも海岸線から10キロメートル内陸部に即移動することです。
路面はガラスだらけと想定し、普段からスニーカー、
運動靴を取り出せるようにしておくことも大切です。
(3)3日のサバイバル(隣組責任)
次に、3日間のサバイバルです。
3日間何とか生き残ることが出来れば、レスキュー、自衛隊が援助に来ます。
それまでの間を生き延びるのです。
この間、お隣、近所同士で助け合うことも必要です。隣組責任です。
普段からお隣のおばあちゃんが、家のどこに寝ているのかを教え合うような
温かい人間関係を築いていれば、非常事態に役に立ちます。
瓦礫の山でどこに住民が埋もれているかわからないようなケースの場合、
一軒一軒声をかけて捜索するよりも、住宅構造や家族関係を熟知するお隣の
「あのお年寄りはいつも南の部屋で休んでいる」というような情報があれば、
素早く探し当てることができるのです。
実際にこのような些細な情報が役立ち、
いのちを助けられた例がいくつもあるのです。
(4)3週間で自立準備
避難所生活を送ることになった場合、
積極的な「活動」が自立へのきっかけとなります。
トイレ掃除、荷物の運搬など積極的なボランティア活動が、
共同生活を和ませ自立への準備となります。
(5)3ヶ月で集団生活からの自立
3ヶ月の時間軸では、人生の再出発を考えましょう。
避難所を出て「新たな人生」に向かうのです。
人生は多生の縁。
どんな所でもどんな職でも楽しく生きれば、
過去は、つまり人生はハッピーエンドになります。
~転載、ここまで~
災害は忘れた頃にやってきます。首都圏だけでなく、東海、東南海地方も用心した方が良いでしょう。地震と同時に富士山が噴火することも考えられます。過去の大津波では、鎌倉の大仏さんの殿舎が流されたとか、大仏さんの頭が落ちたという記録があるようです。
万が一大地震が来てもサバイバル3の法則で対応できるよう、日ごろから十分備えておきましょう。
更新情報
記事の更新を通知する
上記アイコンをクリックするだけで、ブログが更新されたとき、お知らせが届きます。RSSの登録手順については、以下のサイトに詳しく紹介されています。ご参考になさってください。
Profile
- 青木 敬司 (あおき けいじ)
カムナ・プランニング 代表
コンサルティング(スムージング経営)
ビジネスキャタリストWEB:http://kamuna-p.jp/
ブログ:http://kamuna-p.jp/blog/カムナプロダクツ https://amzn.to/2HaYUOC (amazon)